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ドコモのホームルーター「home 5G」は、工事不要でコンセントに挿すだけで使えるWi-Fiサービスとして2021年から提供されています。データ無制限で月額5,280円という手軽さから、光回線の代わりに検討している方も多いサービスです。
この記事では、home 5Gの月額料金・スペックを公式情報をもとに整理したうえで、ドコモ光や他社ホームルーターとの実測速度の比較、セット割の適用条件、実際の口コミと注意点までをまとめています。
ヒカモバ先に結論をお伝えすると、光回線が引ける環境にある方にはドコモ光の方が速度・安定性・料金の面で有利です。マンション・アパートであれば月額でもドコモ光の方が安くなります。一方、光回線の工事ができない環境や、すぐにネットを使いたい方にとってはhome 5Gが現実的な選択肢になります。
どちらが自分に向いているかを判断する材料として、この記事を参考にしてください。
この記事は日時:2026年5月20日 AM11:54に更新しています。


谷口修一 SHUICHI TANIGUCHI
光回線の販促事業や7年に渡るインターネット回線のサポート業務に従事。毎年1,500人以上の光回線ユーザーのサポートを行い、NTT東日本からの感謝状を頂いた経験もあり。ネットサービス利用者にもっとも近しい立場で考え、どこよりも快適に、より合理的で的確な情報をスタンスとして記事を執筆しています。
ドコモが提供するホームルーター「home 5G」は、光回線のような宅内工事が不要で、コンセントに差し込むだけでWi-Fi環境が整う据え置き型のルーターです。


ドコモの4G/5Gエリアを利用するため、フレッツ光の開通エリア外となる地域でも導入できる点が大きな特徴です。
月額料金はhome 5G プランの4,800円(税込5,280円)のみで、データ通信量は無制限です。ただし直近3日間のデータ利用が特に多い場合は、速度が低下することがあります。
専用端末「home 5G HR02」の販売価格は73,260円(一括払い)ですが、home 5G プランを新規契約すると月々サポートが適用され、48回にわたって割引が受けられます。


初回は1,585円、2回目以降は1,525円ずつ割引されるため、4年間継続することで端末代金の実質負担は0円になります。なお月々サポートはhome 5G プランを解約すると打ち切られる点に注意が必要です。
申し込みはドコモオンラインショップからがお得で、店舗では4,950円かかる契約事務手数料が無料になります。オンライン申込特典としてdポイント15,000pt(期間・用途限定)のプレゼントも実施中です。他社ホームルーターから乗り換える場合は、他社解約金相当のdポイントが最大22,000pt付与される乗り換え特典も用意されています。


home 5GはdアカウントへのSIMカード挿入後、端末裏面のネットワーク名とパスワードをスマートフォンやパソコンに入力するだけで利用を開始できます。Wi-Fiは最大64台、有線LANポートは2口接続に対応しています。
ドコモの無制限で使えるデータサービスはこのhome 5Gの他にスマホプランである「ドコモMAX」でも提供しています。ドコモのプランの場合であれば、端末をセットで購入する必要はなく通信費だけの出費となります。



自宅でNURO光を使っているので、工事不要という手軽さはhome 5Gの本当の強みだと思っています。ただ端末の月々サポートが今は48回(4年間)になっていて、36回だった頃より縛り期間が長くなっています。「4年間使い続けてようやく実質0円」という点は、申し込み前にしっかり確認しておきたいポイントです。
home 5Gの料金スペック
| 月額料金 | 5,280円(税込) |
| 契約事務手数料 | 3,850円 |
| 通信エリア | ドコモ 5G/4Gエリア |
| 月間通信データ量 | 無制限 (当日を含む直近3日間のデータ量が多い場合は速度が遅くなる可能性があり) |
| 設置方法 | コンセントを挿すだけ |
| 最大同時接続台数 | 65〜66台 (Wi-Fi:64台/有線LAN:1〜2台) |
| 契約期間 | なし |
| セット割 | ドコモギガプランとのセットで 最大1,100円割引 (home 5G セット割) |
| 通信速度 | WiFi接続時:最大1.2Gbps 有線LAN接続時:最大1Gbps (Wi-Fi6対応) |
| ホームルーター端末 | home 5G HR02 価格:73,260円 (分割2,035円×36回) ※月々サポートで36ヶ月継続で実質0円 |
| キャンペーン | 15,000円キャッシュバック + 他社乗り換え解約金最大22,000pt還元 |
home 5GとドコモGの実際の速度差を「みんなのネット回線速度(みんそく)」の直近3ヶ月の測定データで比較すると、以下のようになります。
| home 5G | ドコモ光 | |
|---|---|---|
| 平均Ping | 40.87ms | 23.22ms |
| 平均下り速度 | 201.64Mbps | 483.57Mbps |
| 平均上り速度 | 21.56Mbps | 389.31Mbps |


下り速度はドコモ光がhome 5Gの約2.4倍、Ping値は光回線の方が約17ms低く安定しています。特に目立つのが上り速度で、ドコモ光の389Mbpsに対してhome 5Gは21.56Mbpsと、約18倍の差があります。



テレワークでのビデオ会議やファイルのクラウドアップロードは上り速度が直接体感に影響するため、在宅勤務や動画投稿をする方にとってこの差は無視できません。
月額料金を比較すると、マンション・アパートでドコモ光(タイプA・2年定期契約)を契約する場合は4,400円で、home 5Gの5,280円より880円安くなります。


戸建ての場合はドコモ光が5,720円とhome 5Gより440円高くなりますが、セット割の適用後には逆転することもあります。なお工事費は現在キャンペーンで実質無料になるケースがほとんどです。
| home 5G | ドコモ光(タイプA・2年) | |
|---|---|---|
| 月額(マンション) | 5,280円 | 4,400円 |
| 月額(戸建て) | 5,280円 | 5,720円 |
| 工事 | 不要 | 必要(実質無料が多い) |
| 利用開始まで | 〜1週間 | 1〜2ヶ月 |
| データ量 | 無制限 | 無制限 |
料金だけ見ると戸建てでわずかにhome 5Gが安い場面もありますが、速度・安定性・上り速度の差を踏まえると、光回線を引ける環境であればドコモ光を選んだほうが長期的な満足度は高いといえます。



私も過去にドコモ光を利用してレビューしましたが、下り速度は平均して500Mbps、上り速度も300Mbpsを超えていました。自分が送信側になるシーンが多い方、たとえばZoomで画面共有をよくする方やYouTubeに動画をアップする方は、上り速度の差を特に意識してみてください。数値の差以上に体感が違います。


home 5Gの利用者の声を見ると、評価が大きく分かれることがわかります。良い口コミと気になる口コミ、それぞれの実態を整理します。



お〜、3,300GB超えたな。 というよりiPhoneのmydocomo開くとdocomo回線お持ちですか?って出るから出ていってくれと言われてる気分になったw まぁ、思われてそうwww 引用:X(旧Twitter)



月末まで残り5日。
うちのhome 5Gのデータ通信量、月末までに先月を超えそう。
ちなみにこんだけ使っても速度制限は一度もかかったことない。引用:X(旧Twitter)
月間3TB以上を使っても速度制限がかからなかったという報告がX(旧Twitter)に複数あります。光回線のない環境でヘビーに使いたい方にとっては、データ量を気にせず使えるのは確かに大きなメリットです。
2年以上使って故障も障害もなかったという価格コムのレビューもあり、ハードウェアとしての安定性は概ね評価されています。



今日のドコモのhome 5gは速度はこんなもん。(56Mbps)光回線に比べればもちろん遅いが安い。問題はルーターが熱に弱く、たまに熱暴走すると繋がらなくなる。そういうときは再起動すれば復活。あと、5Gって名前なのに4Gでしか繋がらない。引用:X(旧Twitter)
エリアによって速度に大きなばらつきがある点は口コミで繰り返し指摘されています。5Gエリア外では4G接続になり、期待した速度が出ないケースがあります。
また本体が熱を持つと接続が切れる熱暴走の症状を報告するユーザーも一定数おり、再起動で復旧するものの特に夏場は注意が必要です。みんそくの直近3ヶ月データでも夜間の平均下り速度は164Mbps程度まで落ちており、昼夜の速度差もあります。


ひとつ目は設置場所の制限です。home 5GはGPS機能で端末の位置を把握しており、申し込み時に登録した住所以外で使うことは規約で禁止されています。
違反が検知されると利用停止予告のメールが届き、最終的には回線が止まります。引越しの際は設置場所住所の変更手続きが必要です。
ふたつ目は月々サポートの縛りです。端末を実質0円にするには48回(4年間)home 5Gプランを継続する必要があります。途中解約すると月々サポートが打ち切られ、端末代金の残債が発生します。
みっつ目は上り速度の弱さです。みんそくの実測では平均21.56Mbpsにとどまっており、テレワークや動画配信など送信側の品質が求められる用途では力不足になることがあります。
光回線が引ける環境であれば、これらの制約がなく速度面でも安定しているドコモ光の方が長く使って後悔しにくい選択です。



熱暴走については自分もWiMAXのホームルーターで経験があります。夏場に窓際の直射日光が当たる場所に置いていたときに突然切断されて困りました。home 5Gも同じ傾向があるようで、設置場所の通気性と直射日光を避ける工夫は最初からしておくといいと思います。


home 5Gを契約すると、同一「ファミリー割引」グループ内のドコモスマホプランに対してセット割が永年適用されます。割引額はスマホのプランによって異なります。


| セット割の金額 | 対象プラン |
|---|---|
| 最大1,210円/月割引(新プラン) | 「ドコモ MAX」「ドコモ ポイ活 MAX」「ドコモ ポイ活 20」「ドコモ mini」が対象 |
| 最大1,100円/月割引(旧プラン) | 「eximo」「eximo ポイ活」「irumo(0.5GBを除く)」「5Gギガホ プレミア」「ギガホ プレミア」などが対象 |
セット割はhome 5Gを契約している本人だけでなく、同じファミリー割引グループに入っている家族の回線にも適用されます。4人家族全員が対象プランを使っていれば、毎月最大4,840円(1,210円×4回線)の割引になります。
| セット割対象プラン | home 5Gセット割による割引額 |
|---|---|
| ドコモMAX ドコモ ポイ活 MAX ドコモ ポイ活 20 ドコモmini (NEWプラン) | 永年1,210円/月割引 |
| eximo/eximoポイ活 irumo(0.5GBは対象外) | 永年1,100円/月割引 |
| 5G ギガホプレミア 5Gギガホ ギガホプレミア ギガホ | |
| 5Gギガライト ギガライト | 永年1,100円/月割引 (5GB〜) 永年550円/月割引 (〜3GB) 永年0円/月割引 (〜1GB) |
ひとつ重要な注意点があります。同じファミリー割引グループ内に「ドコモ光」と「home 5Gプラン」の両方が存在する場合は、ドコモ光セット割が優先適用されます。


つまり、ドコモ光を契約している家族がいる場合はhome 5Gセット割は使えません。光回線が引ける環境であればドコモ光を選ぶほうがセット割の優先度も高く、前述の通り速度面でも有利です。
なおahamo・LINEMO・povoはhome 5Gセット割の対象外です。これらのプランを使っている方がhome 5Gを契約しても割引は一切受けられないため、コスト面のメリットが薄くなります。



セット割が家族全員に適用されるのは大きいですが、「ドコモ光があるとhome 5Gセット割は使えない」という条件は見落としやすいポイントです。すでに同じグループ内にドコモ光がある家庭なら、新たにhome 5Gを追加してもセット割の上乗せはなく、単純に月額5,280円が増えるだけになります。
home 5Gのライバルとなるホームルーターとして、WiMAXとソフトバンクエアーがあります。みんそくの直近3ヶ月の実測データで3サービスを比較すると以下のようになります。
| home 5G | WiMAX(L13) | ソフトバンクエアー | |
|---|---|---|---|
| 平均Ping | 40.87ms | 47.65ms | 44.39ms |
| 平均下り | 201.64Mbps | 112.89Mbps | 146.8Mbps |
| 平均上り | 21.56Mbps | 24.66Mbps | 14.32Mbps |
下り速度はhome 5Gが3サービス中で最も高く、WiMAXの約1.8倍、ソフトバンクエアーの約1.4倍です。Ping値もhome 5Gが最も低く、応答速度の面でも有利です。上りはWiMAXがわずかに上回りますが、いずれのサービスも20Mbps前後と光回線に比べると大きく見劣りします。
速度以外で3サービスの違いが出るのはエリアと持ち出しの可否です。
home 5Gはドコモの4G/5Gエリアを使うため、3サービスの中で最もつながるエリアが広いといえます。ただし前述の通り、設置場所以外への持ち出しは規約で禁止されています。


WiMAXはWiMAX 2+/5Gエリアを主に使いますが、エリア外でもau 4Gのプラスエリアモードに切り替えられます(別途オプション料金が必要)。


また、home 5Gやソフトバンクエアーと異なり、帰省や出張先への持ち出しも利用規約上問題ありません。自宅でも外出先でもひとつの端末でまかないたい方にはこの自由度が大きなメリットになります。
ソフトバンクエアーはソフトバンクの4G/5Gエリアを使い、ドコモほどではないものの全国的なカバーがあります。ただし3サービスの中では下り・上りとも最も速度が低い結果になっています。
3サービスの中ではhome 5Gが速度面でもエリア面でも優位ですが、いずれのホームルーターも光回線と比較すると速度・安定性・上り速度の面で差があります。光回線が引ける環境であれば、ホームルーターよりも光回線を選ぶほうが長期的な満足度は高くなります。



WiMAXを8年以上使っていますが、自宅に固定して使うよりも「持ち出せる」メリットを活かして使うほうが向いているサービスだと感じています。帰省先や旅行先でも使えるのはhome 5Gにはない利点です。一方、純粋に自宅の固定回線として使うなら、速度・安定性でhome 5Gの方が上の結果になっています。
| home 5G | WiMAX | ソフトバンクAir | |
| 月額料金 | 5,280円 | 4,807円〜 auエリアは+1,100円 | 5,368円 |
|---|---|---|---|
| 利用エリア | ドコモ | WiMAX au 4G/5G | ソフトバンク/AXGP/5G |
| エリアカバー率 | ◎ | ○ | ◎ |
| 月間データ容量 | 無制限 | ||
| 直近3日のデータ制限 | データ量が多い場合は速度低下の可能性 | ||
| ホームルーター価格 | home 5G HR02 (73,260円) (分割1,525円×48回) ※月々サポートで48ヶ月継続で実質0円 | ZTE Speed Wi-Fi HOME 5G L13 (27,720円) ※24ヶ月継続で実質無料 | エアターミナル (71,280円) ※24/26/48回の割賦支払い ※条件により月々割あり |


ここまでの比較をもとに、それぞれのサービスが向いている人をまとめます。


光回線の開通工事ができない環境にある方が最も向いています。集合住宅で管理組合の許可が取れない、光ケーブルがまだ来ていない地域に住んでいる、賃貸で工事後の原状回復が心配といった事情がある場合は、home 5Gが現実的な選択肢になります。
また転勤や引越しが多く工事回線を引くことへの抵抗がある方、申し込みから1週間ほどでネットを使いたい方にも向いています。ただしその場合でも、設置場所の変更手続きが必要な点と月々サポートの4年縛りは事前に把握しておく必要があります。


光回線が引ける環境であれば、ドコモ光の方が適している方がほとんどです。特にテレワークでビデオ会議やクラウドへのファイルアップロードを頻繁に行う方は、上り速度の差(ドコモ光389Mbps対home 5G 22Mbps)が直接業務品質に影響するため、光回線を強くおすすめします。
マンション・アパートにお住まいの方は月額でもドコモ光(4,400円〜)がhome 5G(5,280円)より安くなるため、速度でも料金でもドコモ光に優位性があります。オンラインゲームをプレイする方はPing値の差も体感に出やすく、ドコモ光の方が快適に使えます。
ドコモのスマホを持っている方はセット割でスマホ代が毎月最大1,210円割引になる点も、光回線を選ぶ理由のひとつです。申し込みはGMOとくとくBB経由がキャッシュバック特典などで有利です。


| home 5G | ドコモ光 | |
|---|---|---|
| 向いている住居 | 光回線が引けない | 光回線が引ける |
| 速度・安定性 | ホームルーターの中では優秀 | 圧倒的に上 |
| マンション料金 | 5,280円 | 4,400円〜 |
| 戸建て料金 | 5,280円 | 5,720円〜 |
| テレワーク適性 | △(上り21Mbps) | ◎(上り389Mbps) |
| 開通の速さ | 〜1週間 | 1〜2ヶ月 |
| 持ち出し | 不可 | 不可 |
光回線が引ける環境にある方がhome 5Gを選ぶメリットは「工事が不要で早く使える」という導入時の利便性だけです。長期的に使うことを考えると、速度・安定性・料金のすべての面でドコモ光の方が満足度が高くなる可能性が高いです。



私の場合は仕事上、クラウドファイルアップロード、ZOOM会議、AI処理を良く使うので、上り速度が細いホームルーターでは正直厳しいと感じています。home 5Gは「光回線が無理な場合の次善策」として優秀なサービスで、そのような環境の方には十分おすすめできます。ただ光回線が引ける方にはやはり光回線をおすすめします。


記事を読んでも悩みが解決できない場合、ネット通信・回線を良いもの&費用を安くしたい場合など、どこに相談したらいいか迷っている方は直接ヒカモバ(ネトセツ)へ気軽にご相談ください。
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